オーキシンサイトカイニンジベレリンエチレンアブシジン酸ブラシノステロイドジャスモン酸フロリゲンストリゴラクトンストマジェンサリチル酸
校章恵知 恋
みんなに優しい少し気弱な女の子。ジャスモンさんにいつも振り回されている。その能力のため花に触ることができないのが悩み。秋の綺麗な紅葉は彼女の能力のおかげ。
えち れん
年齢:18歳趣味:懸賞
身長:154cm愛称:れんちゃん
能力:触れた植物を老化させ枯れさせる。
恵知恋です。3年生です。私は植物を老化させたり成熟させることができます。秋になって枯れ葉がいっぱい落ちるのは私のせいです。すみません…。会長と協力することで葉っぱを下向きに成長させる、上編生長という能力を持っています。これ以外にも会長にはときどき助けてもらっています。私だけ他の人と違って気体なのですが、やっぱり目立たないですよね…。
エチレン [Ethylene]
果実成熟促進/老化促進/休眠打破/落葉促進
最初の発見者は1886年、サンクトペテルブルグの17歳の学生。1940年に生理作用が確認される。当時は研究者がみんなオーキシンに注目していたため、かなり軽視されていた可哀そうな子。でも一番ヒトに身近なのはこの子。構造的にもものすごく単純で今のところ唯一の気体である。メチオニン回路より合成。ストレスを受けると(あるいはオーキシンにより)ACC(1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸)合成酵素のmRNA転写誘導を行う。SAM(S-アデノシルメチオニン)とACC合成酵素によりACCが合成され、それとACC酸化酵素により合成される。エチレン受容体ETRは応答を抑制しており、受容することでそれが解除され下流のCTR1やEIN3へとシグナルが伝わる。その結果酵素活性の向上、細胞老化、伸長停止、果実成熟等を促す。三重反応や上篇成長といったエチレン独特の応答も特徴的である。植物どころかカビや細菌でも発現する。生物学に疎い人でも名前ぐらいは、っていう感じのホルモン。不用意にバナナをリンゴと一緒に保管しないようにしましょう。
2017 Semimaru and Nanabuluku. All right reserved.