ほるもん 植物ホルモン擬人化まとめ

オーキシンサイトカイニンジベレリンエチレンアブシジン酸ブラシノステロイドジャスモン酸フロリゲンストリゴラクトンストマジェンサリチル酸


西渡海 忍
(サイトカイニン)

生徒会副会長。大木真とは幼なじみであり親友でありツッコミ役。常に瑞々しいエネルギーを周りに与える、みんなのお姉さん的存在。

西渡海忍、3年生です。私は植物の老化を止めて、みずみずしさを保つ役割を持っています。大木真とは幼馴染で、彼女のサポートもしています。私達が協力することで、植物の完全再生能力である「分化全能性」を実現することができます。真はたまに暴走するから私が止めてあげないと…あ、ちょっと真!あなたが廊下を走ってどうするの!
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プロフィール

名前:さいとかいにん(愛称:にんちゃん)
年齢:18歳
身長:163cm
趣味:お菓子作り
能力:植物を若返らせる

サイトカイニンは植物の細胞分裂を促す植物ホルモンです。根で多く作られ、茎や葉に運ばれて働きます。芽の成長を促進し、オーキシンとバランスをとりながら茎や葉の発達を調整します。葉の老化を遅らせる作用もあり、植物を若々しく保つ働きがあります。農業では組織培養で新しい芽を作るときによく利用されます。

もっと詳しくサイトカイニン [ Cytokinin ]
分裂誘導・老化抑制・休眠打破・シンク強度増加
サイトカイニンは、植物の細胞分裂や器官形成を促進する植物ホルモンである。その発見は1950年代にさかのぼり、米国の研究者ミラーらがDNA分解産物に強い活性があることを見出した。後にこの活性成分が「カイネチン」と呼ばれる物質であると同定され、細胞分裂促進因子として「サイトカイニン」というホルモン群の存在が明らかとなった。
サイトカイニンの基本的な作用は

「細胞分裂促進」であるが、それに加えて老化の遅延、シュート(茎や葉)の分化促進、栄養分の分配制御など多岐にわたる。

例えば、培養細胞においてオーキシンとサイトカイニンの比率を変えることで根やシュートの形成が切り替わることが知られており、

両ホルモンのバランスが植物の形態形成に大きな影響を与える。

また、葉の老化を抑える作用は農業分野でも注目されている。
サイトカイニンの代表的な天然型はイソペンテニルアデニン(iP)やゼアチンである。合成経路は2種類知られており、一つはジメチルアリル2リン酸とアデニンヌクレオチドからイソペンテニルアデニンヌクレオチド(iPRPs)を合成する反応である。iPRPsの側鎖末端のtrans位がCYP735Aにより水酸化されるとtZ型サイトカイニンであるトランスゼアチンヌクレオチドが作られる。もう一つは側鎖修飾されたtRNAの分解である。側鎖修飾はtRNA型イソペンテニルトランスフェラーゼが担う。複数の種類の側鎖構造はそれぞれ固有のシグナルを伝える可能性が指摘されている。
サイトカイニンのシグナル伝達は2種類のタンパク質が関与する「二成分制御系」と呼ばれる仕組みで行われる。受容体は膜貫通型のヒスチジンキナーゼ(CRE1等)であり、サイトカイニンが結合すると自己リン酸化が起こる。そのリン酸基はヒスチジンリン酸転移タンパク質(AHP)を介して核内に運ばれ、最終的に応答調節因子に伝えられる。

サイトカイニンのHis-Aspリン酸リレー系は代表的な二成分制御系である。


ここ数年の研究では、サイトカイニンの輸送体(PUP、ENT、ABCG系)や分解酵素CKXの研究が進み、ホルモン濃度の局所的制御が器官発生の鍵となることが明らかになっている。分子生物学レベルでは解明が進んでいるホルモンと言えるが、作物での実用的な研究はまだこれから発展していくだろう。