
巣鳥護 らくと
(ストリゴラクトン)
ツインテールが自慢の女の子。他人に左右されない独自の世界観を持ち、その能力もユニークである。
1年生のすとりごらくとです。植物の枝分かれを調整してます。いくら枝を伸ばしても、栄養がなければそれ以上伸ばすことはできませんよね。そういうとき、私が無理な枝分かれを止めるのです!あと私は、土の中の菌が植物を見つけるための目印になります。植物と菌は私を通じて協力し合って、お互い栄養を共有することができます。



プロフィール
名前:すとりごらくと(愛称:らくと)
年齢:16歳
身長:160cm
趣味:星座占い
能力:植物の枝分かれを操る

ストリゴラクトンは、植物の枝分かれ(側枝)の成長を抑える植物ホルモンです。根で作られ、地上部に運ばれて芽の成長をコントロールし、全体の形を整えます。また、根から土壌に分泌され、菌根菌を呼び寄せて共生を助ける働きもあります。一方で、寄生植物であるストライガの発芽を誘導する性質もあり、農業では重要な研究対象になっています。
もっと詳しくストリゴラクトン [ Strigolactone ]
分枝の抑制
分枝の抑制

根から土壌中に分泌され、アーバスキュラー菌根菌との共生を促進するシグナルとして働く。一方で、植物体内においてはホルモンとして作用し、
特に側枝の発生を抑制する作用を持つ。
これにより、植物は限られた資源を効率的に利用し、最適な形態形成を行うことができる。生合成についてはβ-カロテンからカーラクトンを経由して四環構造のストリゴラクトンが合成されることが明らかになっている。カーラクトン以降の反応にはP450水酸化酵素であるMORE AXILLARY GROWTH 1(MAX1)とそのホモログが関与していることが報告された。分子機構としてはオーキシンやジャスモン酸と同じくユビキチン化を介したタンパク質分解機構が主要な役割を持つ。この機構においてD53、D14、F-boxタンパク質であるMAX2が中心的な働きをすることが示唆されている。D53は枝分かれを正に制御するが、ストリゴラクトンが受容体D14と結合するとD14はD53と結合し、さらにSCFMAX2複合体に捕らえられ26Sプロテアソームによる分解を受ける。その結果枝分かれが抑制される。
また、ストリゴラクトンは根系の形態にも影響を与える。特に、
リン欠乏条件下でストリゴラクトンの合成量が増加し、根の分枝パターンが変化する。
このことは、栄養獲得戦略とストリゴラクトンの密接な関係
を示している。近年の研究では、ストリゴラクトンが光応答や葉の老化制御にも関与することが示されている。さらに、寄生植物の発芽誘導という負の側面と、菌根共生促進という正の側面を併せ持つ点から、農業上の重要性も大きい。たとえば、ストリゴラクトンの合成や分泌を制御することで、寄生雑草の被害軽減や養分吸収の効率化が期待されている。