ほるもん 植物ホルモン擬人化まとめ

オーキシンサイトカイニンジベレリンエチレンアブシジン酸ブラシノステロイドジャスモン酸フロリゲンストリゴラクトンストマジェンサリチル酸


地部 れりん
(ジベレリン)

皆に愛される天然バカ。走り回って騒ぐことが大好き。背が低いのと胸が小さいのがコンプレックスで毎日牛乳をガブ飲みしている。自分より高い大きな木が好き。

地部れりん、3年生だよ!地部れりんって呼ばれてるけど、本当はGA3って名前なんだ~。私と似てる仲間は100人以上いるよ!植物をおっきく伸ばすのが私の得意技!特にお米を作るイネの成長が得意だよ!あとね、寝ている植物の種を起こして、芽を出させることもできるんだ!眠たくてやる気が出なかったり、元気になりたいときは私に相談してね!
音声1ボタン音声2ボタン
プロフィール

名前:じべれりん(愛称:れりん)
年齢:18歳
身長:148cm
趣味:走り回ること
能力:植物を高く伸ばす

ジベレリンは植物の茎や葉の細胞を大きく伸ばし、植物全体を背高に成長させる植物ホルモンです。種子の中でデンプンを分解する酵素の働きを助け、発芽を促す役割もあります。また、花や果実の成長にも関わり、ブドウなどではジベレリン処理によって種なし果実をつくることができます。農業や園芸で広く利用される重要なホルモンです。

もっと詳しくジベレリン [ Gibberellin ]
節間成長・開花促進・休眠打破・老化抑制
ジベレリンは植物の成長を促進する植物ホルモンの一種であり、特に茎の伸長や種子発芽に重要である。その発見は20世紀初頭、日本での研究に端を発する。イネに「ばか苗病」と呼ばれる異常伸長症状を引き起こす病原菌Gibberella fujikuroiが分泌する物質が原因であることが判明し、その成分が「ジベレリン」と名付けられた。1930年代に日本の黒沢英一らが単離に成功し、植物ホルモンとしての性質が明らかになった。
GAの代表的な作用は「茎の伸長促進」である。

細胞の分裂と伸長をともに促進し、徒長的な成長を導く。

また、種子の発芽では胚乳周囲のアリューロン層に働き、デンプン分解酵素(アミラーゼなど)の合成を誘導する。さらに、

花芽形成や果実の肥大・単為結果(受粉せずとも果実を作る)にも関与する。

農業ではブドウの種なし果実の肥大処理などに利用されている。
GAの生合成は、酵素の性質により大きく次の3段階に分類される。1. プラスチドでのイソペンテニル-2-リン酸からent-カウレンまでの変換段階、2. 小胞体でのent-カウレンからGA12-アルデヒドまでの変換段階、3. 細胞質でのGA12-アルデヒドから各種GAに至る変換段階である。GA20oxやGA3oxなど2-オキソグルタル酸依存性酸化酵素に属する各種酵素が生合成の後半段階を担い、GA9やGA20など各種GAを合成する。これらの酵素は部分特異的に発現が制御され、それぞれの器官の発達に寄与している。

GAの受容体は核内に存在するGID1(Gibberellin Insensitive Dwarf1)タンパク質である。

GAがGID1に結合すると、成長抑制因子DELLAタンパク質がユビキチン化され分解される。DELLAはもともと転写因子の働きを抑えているため、その分解により成長関連遺伝子の発現が促進され、茎伸長や発芽が進む。ユビキチン/プロテアソーム経路を介したこの「GID1–DELLA経路」がGAシグナル伝達の中心である。
ここ数年の研究では、GAが他のホルモンと相互作用して成長を調整していることが明らかになっている。例えば、オーキシンがGA合成酵素GA20oxの発現を誘導し、両者が協調して茎の伸長を促すことが示されている。また、環境応答との関わりも重要で、光や温度に応じてGAの合成や分解が制御され、季節的な発芽や花芽形成に結びついている。さらに、近年はDELLAタンパク質が単なる抑制因子ではなく、ストレス応答や代謝経路にも関与する多機能な制御因子であることがわかってきた。